Thread ~糸~

「革を縫うための糸」と言ってもその種類は色や太さなど無限大。そんな中から厳選した麻糸を使用しています。長く愛用していただくために丈夫な、糸を使用しています。

高級麻糸

gigi-fabricaの製品は全て古くから伝わるクージュセリエという技法を使って手縫いによって仕立てられています。

ミシンと手縫いのものに一見して分かる違いはありません。

しかし、よく見てみると手縫いのステッチには一目ごとに手で縫い締められた膨らみがあり、天然の麻糸の風合いも相まって独特の温もりがあります。

人の手を動かしたひと針ひと針の温かみ、そして堅牢さ、手縫いの革製品の魅力です。

革の手縫いには沢山の工程があります。真っ直ぐに縫うためのガイドラインを引き、革には下穴を開けておきます。それを同時に行うのが目打ちという作業。革用コンパス、菱目打ち、打ち棒などの道具を駆使してステッチ用の穴あけをします。

糸は蝋を引いた麻糸を使用します。蝋を引くのは、繊維をまとめて糸に加わる摩擦を抑え、縫い目の緩みを防ぐためで、その蝋引きの麻糸は植物タンニンで鞣なめ)された革によく馴染みます。

縫う方向は奥から手前。糸の両端に針を付け、糸を交差させながら縫い進めます。糸がすべての場所で交差しているため、どこかで糸が切れてもその先までほつれてしまう事はありません。長く使うことを前提に堅牢さを求められる革製品には、この蝋引き糸と手縫いの作業が欠かせないものとなります。

縫い目には職人の個性と想いが現れます。縫う革の厚みや硬さに合わせ、微妙に加減を調整し、適した力で縫い進めることができれば、目に見えて美しい縫い目となり、また適度な力で縫い締められることでその革は強度を増します。

日々制作を進める中で積み上げた職人の感覚が、最大限に活かされる手縫い。職人の想いが入り込み、ひとつひとつ縫い上げられていくのです。

麻糸のカラーサンプル

gigi-fabbricaでは11色の糸を使用しています。革の色と糸の組み合わせはお客様によって様々。ぜひ色だけで選ばずに革との相性を見ながら、あなただけの組み合わせを見つけてください。
※画像をクリックするともう少し大きな画像を見ることができます。

A:ホワイトレーン
F:こげ茶
K:シロ
B:ナチュラル
G:イエロー
C:ブルー
H:グリーン
D:カーキ
I:クロ
E:ブラウン
J:アカ

キャメル系に縫った場合のサンプル

ブラウン系に縫った場合のサンプル